【レポート】第2期大阪校「ベーシックコース」2日目

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2019年10月18日(火)第2期【大阪校】けんちくけんせつ女学校(通称:けんけん女学校)「ベーシックコース」の2日目の講義が開催されました。

初日に続き、大阪・兵庫・愛媛・愛知・三重から20代~40代の女性たちが会社からの期待を受け、または自らの目標達成のために集いました。2日目ということもあり、緊張感も減ってきたようです。

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第一講目は「女性力をビジネスに活かす」として、籠田校長からの講義です。「今、建築業界にいる皆さんは、その存在だけで、社会や未来にとっていいんだと思っていただきたい」という力強い言葉と共に始まりました。今、3%と言われる女性比率が50年後には50%になるといわれています。マイノリティとマジョリティが入れ替わる時代に向けて進んでいることを学びました。

また、途中から、「女性力」をビジネスに活かしている事例ととして、淀川コーディネーターが代表取締役を務めるイエノコト株式会社のお話を聞きました。男性は狩猟型、女性は農耕型と言われ、経営者の中でも、狩猟型ビジネスは終わり、農耕型ビジネスが求められているといわれていることを学びました。

第二講目は、権堂コーディネーターによる「ワークライフバランスの価値」の講義です。自分が頑張って一人で実現しなければいけないのではなくて、いろんな資源を活用して実現していくことができるということを知って欲しいという願いを受け、各自が持っている資源を洗い出し、それを活用して理想とするワークライフバランスを実現するためにどうしたらいいか?を考えました。

その後、みんなで昼食をとり、引き続き午後の講座がスタートします。

午後の第三講目は、「健康バランスを整える」の2回目です。籠田校長のお話と神藤コーディネーターの映像講義でした。神藤先生によると、「女性はストレス耐性が高い」と言われていること。そして、そのストレスの原因や解消の方法が女性と男性では違いがあること、そしてストレス解消に積極的なのは女性であることを学びました。映像講義では女性の月経周期に沿った過ごし方のお話を聞き、女性が建設業界で働くために必要な知識や対策を学びました。

第四講目は森コーディネーターによる「生産性向上の視点とタイムマネジメント」の講義でした。日本が生産性を高めていかなければいけない背景には、少子高齢化があること学び、これからの「超スマート社会」「超高齢化社会」には、組織レベルの生産性、個人レベルの生産性それぞれを上げる必要があることを知りました。そして、そのステップを学びました。

その後、各自が課題に取り組むと共に、籠田校長、権堂コーディネーター、淀川コーディネーター、タナベ経営の森コーディネーターによる個人面談が行われました。1日目終了後の様子などのヒアリングが行われました。

その後、今日の振り返りを行い、それぞれの班の代表が発表を行いました。生産性のこと、自分の仕事の価値や貢献度のこと、ワークライフバランスのことなど、いろいろ気づきがあったようです。日常の業務から離れ、客観的に自分の仕事を見直すことで、新たな気持ちで仕事に戻っていただけそうです。

講座の最後には籠田校長から「『女性力はビジネスになる』と言ってましたよ!だけではだめで、具体的にどのように活用できるのか?提案をできるようになってほしい」と、激励の言葉を受けて終了しました。

次回は、11月20日(水)です。今回気づいたことを会社に持ち帰り、上司や仲間と共有し、課題に取り組み、次回の最終会での最終発表を楽しみにしています。

女性社員の成長を願い送り出してくださった企業様一覧(順不同)

株式会社アイエコアップ(愛知県)
株式会社北村工務店(兵庫県)
株式会社協和コーポレーション(愛知県)
株式会社サンレール(岐阜県)
三和建設株式会社(大阪府)
白石建設工業株式会社(愛媛県)
有限会社杢承(三重県)