5月28日(火)第一期けんちくけんせつ女学校(通称:けんけん女学校)「ベーシックコース」の2日目の講義が開催されました。
福岡・熊本・山口から下は19歳から幅広い年代の女性たちが集まり、心・技・体を鍛えることで、ご受講生自身の技術・技能に女性ならではの視点をプラスして現場のわかるリーダーになるカリキュラムの2日目です。
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第一講目は、「工事管理における女性ならではの視点」として、籠田校長が代表を務める有限会社ゼムケンサービスが、どのように女性視点を活かして経営しているか?というお具体的な話と共に、実際に使っている技術的な施工マニュアルを事例に、女性視点や会社独自の視点を盛り込み、質を上げてく方法を学びました。わかりやすく、とても参考になるという喜びの声が出ていました。
その講義の中で、女性視点を活かして起業された事例として、淀川洋子講師から起業した会社のお話を聞きました。建設会社の総務として長年勤めてきた会社の社長に勧められ、54歳で起業したという淀川講師のお話には、共感する部分がとても多かったようです。
つづいて第2講目は、権堂千栄実講師の「ワークライフバランスの価値」として、人生100年時代に向けて、ワークとライフ、それぞれ実現したい項目をリストアアップすると共に、それを実現するためにすでに自身が持っている資産をリストアップし、その活用方法を考えました。リストアップできないことや、資産がこんなにあったと気づいたなど、新しい発見があったようです。
今回も、お昼ご飯はみんなでお弁当を食べました。
第2回目ということもあり、とても打ち解けた雰囲気で講義の内容を振り返ったり、前回の講義の後の気づきなどを話していました。
今回も、午後からは、自分の体について考える、「健康バランスを整える②」として、神藤多喜子講師の映像講義には、皆さん食い入るように聞き入っていました。「生理休暇はあるけれど、取りにくいですよね。そんな中で女性が多いと気遣いし合えるような環境が・・・」など、女性ならではの視点からのお話は、女性が少ない建設業界の女性たちこそ共感できる部分だったようです。
最後は、今回も権堂講師の「業務における女性ならではの価値」と籠田校長&淀川講師のダブル面談の二本立てで、ご受講生お一人おひとりのブランディングと、自社でのワークシェアリングに向けた取組を行いました。
第2回を終えて、「あと残すところ1回、、、寂しいですね」という声も聴かれましたが、籠田校長の「ここからがスタートです!講座が終わっても、みんながつながって頑張っていきましょうね!」という声に、元気に「はい!」と答えてくれる受講生たちがとても頼もしく、徐々にリーダーになる!という自覚が芽生え始めていることを感じました。
女性社員の成長を願い送り出してくださった企業様一覧(順不同)
□キューハイテック株式会社様(福岡県福岡市)
□有限会社道下組様(福岡県福岡市)
□株式会社ラステディアス様(福岡県北九州市)
□イエノコト株式会社様(福岡県太宰府市)
□ハゼモト建設株式会社様(福岡県北九州市)
□株式会社かずやハウジング様(熊本県玉名市)
□株式会社大建測量エンジニア様(福岡県北九州市)
□住吉工業株式会社(建築部)様(山口県下関市)
□住吉工業株式会社(土木部)様(山口県下関市)
□住吉運輸株式会社様(山口県下関市)
□株式会社丸菱(設計デザイン室)様(熊本県上益城郡)
□有限会社ゼムケンサービス様(2名)(福岡県北九州市)